Aisys CS² 麻酔システム(Etコントロール)

安全な低流量麻酔を実現するために、酸素と麻酔剤のフレッシュガス濃度を自動調整するEtコントロールソフトウェアを搭載した麻酔システムです。
AT A GLANCE

End-tidal control (Et Control)

設定したEtO2 および EtAA のターゲットを維持するための、フレッシュガスフローを自動調整します。

デジタル OR エコシステム

適切な人員配置を支援するために、モバイルアプリを介して手術室の可視化をサポートします。

ライフサイクル全体をサポート

モジュラーデザイン、メンテナンスコスト、 OEMアクセサリなど、メリットを活用したサポートを提供します。

環境にやさしい麻酔

便利なツールを使って手術室のCO2排出量と麻酔薬のコストを削減

Aisys CS² 麻酔器システムのデジタルインテリジェンスを使用し生命維持をサポートし周術期医療を強化します。

確かなデジタル技術で麻酔システムを制御し、予防可能な有害事象や術後の肺合併症を軽減するのに役立つ可能性があります。 Aisys CS2 Et Control ソフトウェアは、酸素と麻酔剤の供給を自動化するため、患者さんにより集中できるようサポートします。 メンテナンスを容易にする脱着可能なサブシステムでは、ツールは必要ありません。 麻酔システムのデータを自動的に分析して、変化を促進します。
特徴

Aisys CS2麻酔システムのインテリジェントエコシステムを用いて、継続的な改善と周術期の課題の解決を支援します。

確かなデジタル制御とデータ分析により、麻酔剤供給に加えて、アウトカム (操作性、臨床、コスト) の改善をサポートします。呼吸ごとのデータを自動的に取得し、迅速な意思決定と目的に合わせたケアを支援します。
SAFE LOW-FLOW ANESTHESIA3

End-tidal controlは、サポートを必要とするときに応えます。

Et Control1を使用して呼気終末酸素および呼気終末麻酔剤の送達を自動化することで、患者さんにより集中ができるようサポートします。

  • 迅速な低流量の制御: 平均68秒の反応時間でEtO2とEtAA の 90% に到達 3,4 し、最小流量で目標を維持します。
  • 操作性の改善: キー操作の回数を50%以下に低減できます5。これにより、スタッフによる低流量採用時の操作性が簡素化できることが期待されます。
  • 注意深く低流量をサポート: Et Controlは、患者さんに供給される流量を最小設定で維持し、設定された EtO2とEtAA を的確に維持します.3
  • より環境に優しい実践: ある研究では、Et Control を使用すると、温室効果ガスの排出率が44% 減少する可能性があることが示されています。6
  • コスト削減の改善: 麻酔薬の消費量を 25% 以上削減できます.3,5
STREAMLINE YOUR WORKFLOWS

Aisys CS2麻酔システムのテクノロジーのサポートにより、予定通り に症例を開始し、患者さんの状態の変化に対応します。

  • スマートメニュー:ガス流量、酸素濃度、麻酔剤濃度、人工呼吸器モードを 3 秒以内に調整できます。
  • ポーズガスフロー:ボタンを 1 つ押すと、すべてのガス流剤送達換気とアラームが一時的に停止します。
  • 自動アラームリミット: MV、TV、および RR のアラーム制限をケースバイケースで管理することにより、アラーム疲れを軽減します。
  • ガイド付き始業点検: リークチェックを含め、包括的なシステムにより始業点検が迅速に完了可能です。
LUNG PROTECTIVE VENTILATION

術後の肺合併症(PPC)を抑える

Aisys CS2 麻酔システムの肺保護換気(LPV) ツールを使用すると、自動化された肺リクルートメント手技をプログラムすることができ、機械換気中のPEEPレベルを制御して換気技術の向上につながる可能性があります。
PRECISION CARE

個別化されたケアに対する迅速な対応

Aisys CS2麻酔システムの人工呼吸器エンジンは、(ICU人工呼吸器と同等) 送気されるボリュームと圧力を的確に制御するElectromagnetic Proportional Flow valveを採用して構築されており、困難な換気をサポートします。

  • 低一回換気量: PCV モードでは、 5 mL という少ない呼気一回換気量を送気します.7
  • 応答性: 気道内圧または呼吸努力の変化を毎秒250 回モニタリングし、対応します。
  • 確かな送気: ボリュームと圧力の送気を一呼吸ごとに細かく制御することで、新生児 1 および小児患者の換気における課題を軽減するのに役立ちます。
  • 回路コンプライアンス補正: 設定した一回換気量が患者に送気されるよう、患者回路のコンプライアンスを考慮し送気します。
CONNECTIVITY

無数の可能性によるシームレスな接続性

Aisys CS2麻酔システムは、他の医療機器や病院ネットワークへの接続を簡素化し、リアルタイム 8 およびレトロスペクティブデータを提供することにより、システムの相互運用性をサポートします。

  • HL7プロトコルを使用して、EMRと接続可能
  • Carestation Insightsアプリケーションで使用するためのデータをクラウドに送信
  • 院内ネットワークにデータを送信し、研究、ソフトウェア開発などに使用可能
  • Network Time Protocol (NTP) を使用して院内の時計と同期する
  • サービスログを FTP 経由で院内のネットワークに自動的送信する

関連資料

End-tidal control software

End-tidal(Et)Control ソフトウェアを知る
GE HealthCare が独自に設計した Et Control は、米国の麻酔業務に新た
なレベルの自動化、効率化、持続可能性をもたらします。

End-tidal control(EtC)

低流量麻酔で最も警戒すべき低酸素血症を防ぐためには、吸入麻酔剤濃度と酸素消費量のバランスで決定決定される呼気終末酸素濃度(End-tidal O2;EtO2)をモニタすることが合理的です。
EtCに関するユーザーレポートが参照できます。

Et コントロールを備えた Aisys CS² 麻酔システム

診療データの蓄積が次の診療に役立つそんな好循環を目指してAisysCS2は開発されました。医療費の抑制、低流量麻酔、肺保護換気、臨床業務支援、メンテナンスの利便性など、ジタルインテリジェンスを使ってサポートします。

困難な換気をサポートするAisys CS2

Aisys CS2で採用されている人工呼吸器エンジンは、(ICU人工呼吸器に見られるような) 送達されるボリュームと圧力を的確に制御し5mLからモニタ可能なフローセンサーにより、低い換気量を必要とする新生児や小児のような困難な換気をサポートします。
小児での換気に関するユーザーレポートが参照できます。

Aladin2 カセット

麻酔剤の送達

Aladin2 カセットは、Aisys CS2麻酔システムの電子気化器制御システムと連動することにより、迅速で確かな麻酔剤の送達を向上しています。また、残量アラーム機能や薬剤インジゲータは、偶発的な術中覚醒リスク対策をサポートします。

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PATIENT MONITORING

信頼できる親しみやすいインターフェイス

AisysCS2麻酔システムにCARESCAPE ベッドサイドモニタ Canvas シリーズを組み合わせることで、共通のインターフェースにより操作性と視認性の向上が期待できます。 GE HealthCareのベッドサイドモニタは、独自のアルゴリズムと共有可能なアクセサリーにより、救急から手術室、リカバリー、ICU と移動する際のシームレスなモニタリング実現に役立ちます。

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REFERENCES
  1. 1. Et Control in the United States is indicated for patients 18 years of age and older.
  2. 2. The number 2 footnote has been omitted to avoid any confusion with the Aisys CS2 product name.
  3. 3. Refer to GE Healthcare Et Control Pivotal Study Report DOC2163005. When used as indicated, Et Control is as clinically safe as manual fresh gas control.
  4. 4. Et Control user’s reference manual (5824844-USA), Et Control Performance Data.
  5. 5. S. Singaravelu and P. Barclay, Automated control of end-tidal inhalation anaesthetic concentration using the GE Aisys Carestation. British Journal of Anaesthesia 2013; 110 (4): 561–6.
  6. 6. Tay. S , et al. Financial and environmental costs of manual versus automated control of end-tidal gas concentrations, Anaesth Intensive Care 2013; 41: 95-101.
  7. 7. GE benchmark study. Actual results may vary and are dependent on the patient. DOC0933949.
  8. 8. Actual time may vary slightly due to hospital network and processing times.

JB11320JA