3DStent

ステント視覚化の新しい視点
概要

手技中に行える、3Dステント再構成

CMCT** 画像作成技術を利用した3DStent* は、冠動脈ステントを3D再構成するためのツールです

ステントの画像化における主たる障壁を解消

3D画像を表示するために、造影剤の使用、追加のデバイス、追加の手技は不要です

分かりやすい画像の提供と迅速な計測機能

直感的な画像表示と、ステント面積と直径の迅速な測定が可能なユーザー インターフェイス

対象システムはAllia IGSシリーズ†です。CMCT イメージングを活用した革新的な術中 3D ステント再構成である 3DStent は、ステントの画像化における主たる障壁を取り除き、分かりやすい画像を提供するよう設計されています。

GEヘルスケアは、医療従事者や循環器科医と協力しながら優れたケアを提供することを目標にしてきました。私たちはこれまでの 25 年間で、Innova 2000 による初のフラット パネル、ASSIST による手技のガイダンス、そしてAIベースの自動線量調整機能を搭載した包括的画像化ソリューションであるAutoRight™ など、革新的なテクノロジーを導入してきました。

3DStentは次なる新たなテクノロジーの1ステップとして開発した、手技中に冠動脈ステントを 3Dで視覚化できるツールです。CMCT テクノロジーを活用し、追加のデバイスを挿入することなく、あらゆる方向からステントを確認することが出来るようになりました。

ステントの拡張不足は、有害な転帰への強い予測因子です¹

ステントの拡張不足は、心臓死、標的血管不全(TVF:Target Vessel Failure)に関連する心筋梗塞、またはステント血栓症などの有害な転帰への強い予測因子であることが示されています。逆にMSAが最適なステント拡張を5.5 mm2 を超えると定義した場合、長期的な臨床転帰の大幅な改善と関連していることが報告されています。

機能

3D画像のハンドリングを手元で

GEヘルスケアが提供する幅広いソリューション技術は、目の前にある障壁を取り除き、より良い治療を迅速に行えるためのガイダンスツールを医療従事者へ提供することを目指しています。3DStentも例外ではありません。

手技中に行える、3Dステント再構成

CMCT画像作成技術を利用した3DStentは、冠動脈ステントを3D再構成するためのツールです

Cアームの自動回転によって取得された画像を再構成し、3D画像と断層像を提供します。

ステントの画像化における主たる障壁を解消

現在では、血管内イメージングやステント強調画像など、ステントを画像表示するための様々な医療機器・技術が使用できるようになっています。その様な中、3DStentは、造影剤の使用、追加のデバイスが不要な画像化ツールとしてご提案します。

分かりやすい画像の提供と迅速な計測機能

画面に表示されるさまざまな要素を理解して分析することは困難な場合もあります。3DStentが提供する画像は直感的でわかりやすいものです。シンプルな画像によって、ラーニング・カーブは短縮され、より迅速な読影が可能になります。

数回のクリックで、ステントの直径や断面積など、必要な情報が取得できます。

*  3DStentソリューションには、Alliaシステム、3DXR、Volume Viewer Innovaが含まれており、Volume Viewerを搭載したAWワークステーションが必要となります。これらのアプリケーションは別売りです。一部の国では販売されていません。
** Cアーム動作補正コンピュータ断層撮影
20cmまたは30cmの検出器を備えたAllia IGS 5および30cmの検出器を備えたAllia IGS 7で使用できます。
†† Benamer医師とCollet医師は、GEHCのコンサルタントとして報酬を受け取っています。ここに記載されている発言は、製品プロトタイプのオフライン画像レビューに関連する彼ら自身のコメントに基づいています。

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