NM/CT 850

まったく新しいSmartConsoleに加えて、NM/CT 850 には新しいLEHRS（Low Energy High Resolution and Sensitivity）コリメータも含まれており、SPECTのステップアンドシュート連続スキャンモードまたはPlanar Clarity 2D処理と組み合わせると、感度を高めることができます。当社では、これらやその他のSPECT強化機能を、核医学ハイブリッドイメージングにおける位置特定と減衰補正に特に必要な低線量スキャンを行えるように適応されたRevolution™ ACTと組み合わせました。

これは多くの画質向上技術を備えた8スライスCTシステムで、これまではハイエンドの診断用CTシステムに限定されていたものです。これは非常にコンパクトなシステムで、16列検出器CTの追加費用や設置要件が不要になります。

• 無駄のないフロントエンドの電子機器に短い光電子増倍管が組み合わされているので、アナログノイズが低減し、性能が向上
• 最適化されたコリメータにより感度と分解能を向上
• 優れたNEMA分解能
• Evolution技術によりスキャン時間または投与量を最大50パーセント削減¹
• SwiftScan PlanarおよびSwiftScan SPECTにより感度が向上するため、線量またはスキャン時間を最大25パーセント低減²
• SwiftScan PlanarとSwiftScan SPECTによる小病変の検出可能性の向上³
• 病変の局在診断の向上を実現する、小病変や解剖学的エッジの可視化の向上⁴

ハイブリッドイメージングによる新しい生産性を体験してください。SmartConsoleはSPECT/CT再構成を自動化することで、複雑なハイブリッドおよび定量化プロトコルのワークフローを単純化します。診療放射線技師は、スキャナコンソール上で撮影結果を直接レビューが可能です。また、医師がモバイルデバイスからリモートでスキャン画像を確認することもできます。LANやWAN上のどこからでも、好きなときに、処理の設定変更や検査処理の指示を行えます。*

*ハードウェアおよびソフトウェアの最小要件が適用されます

SmartConsoleを利用すると生産性が大きく改善されます。医師はリモートからデジタルで入力できるようになります。たとえば、医師は自分のタブレットまたは他のモバイルデバイスで、全身の骨スキャン画像を直接確認し、離れた位置からのスキャン範囲制限を定義できます。こうしたデジタルワークフローへの切り替えで時間が節約されるため、予測可能な時間枠内で検査を完了できるようになります

SmartConsoleでは、オペレータの介入なしにPACSなどの事前定義されたDICOMの宛先に直接検査が転送されるため、高度な手技がより利用しやすくなります。SPECT/CTフュージョンがサポートされていない場合でも、検査はDICOM PETフォーマットでエクスポートされます。

追加のデータセットをPET DICOMフォーマットで生成して送信し、定量的SPECTの結果とSPECT SUV（標準取り込み値）を任意のPET DICOM対応ワークステーションまたはPACSで有効にできます。読影医は、元SPECT/CT画像付属情報として、PET/CTに期待されるものと同じ質の情報を使用して、SPECT/CT検査をレビューおよび評価できます。