StarGuide™

StarGuideは、核医学の臨床において新たな時代の扉を開くべく設計された、最先端のSPECT/CTです。
テルル化カドミウム亜鉛(CZT)を用いた検出器と最先端の技術を駆使して、患者様の状態をより正確に把握し、予後の改善に寄与します。
At a Glance

Explore

2核種同時検査による新たなプロトコルの発見

Search

3D Dynamic収集による新たな知見

Research

解析アプリケーションによる既存薬剤の新たな活用

Support

新規薬剤開発のサポート

Precision imaging at the speed of tomorrow

StarGuide は、医療従事者が患者様の状態をより深く理解し、ケアパスウェイ全体で患者様の予後を改善できるよう支援します。 技術の中心であるCZTテクノロジーは、厳しい環境下(低投与、短時間)であっても効率的な検査を実現する支援を行います。
FEATURES

核医学における一歩先のTheranosticsをサポートし、Precision Healthを実現するためのデザイン

StarGuide は高いエネルギー分解能と空間分解能により、高画質かつ信頼性の高い定量を提供することでTheranostics の要であるパーソナライズされた治療計画と治療効果判定を行うのに役立ちます。

¹⁷⁷LU IMAGING

Theranosticsの鍵を開け、個別化医療へ進む

StarGuideが搭載する12本のCZTデジタルフォーカス検出器が、神経内分泌腫瘍などの治療に用いられる177Luの113keV、208keV 双方のエネルギーピークを捉え、その診断や治療効果判定、治療継続の可否判断などにおける精度を向上させることでTheranosticsに貢献します。Theranosticsの要である患者ごとの治療方針の決定と治療評価に有用なSPECT定量を正確に提供し、177Luイメージングにおいてエネルギー分解能、システム感度、プラナー分解能のすべてが向上しました3
さらに、最適化されたコリメータは交換することなく検査を実施でき、スケジューリングやワークフローの向上に大きく貢献します。
OPTICAL SCOUT

数秒で完結するSPECTスカウトスキャン

StarGuide のOptical Scout機能は、全身スキャンにおける画質やワークフローに大きく貢献します。80cm のボア内に配置された赤外線センサーは、被検者の正確な輪郭を抽出するため光学スキャンを行います。

輪郭データを抽出してから撮像を開始する前に、検出器とテーブルがベッドの位置ごとに自動的に配置されます。
被検者の安全性のため、各検出器には感圧式センサーも搭載されており、被検者と検出器が接触すると動作が停止します。
3D Imaging

CZT —高画質とやさしさを両立させるための技術—

CZT装置の特⻑における重要な要素はコントラスト対ノイズ ⽐(CNR)とエネルギーおよび空間分解能です。⾼度な画像処理⽅法を含むStarGuideのイメージングは、NaIクリスタルのガンマカメラと⽐較してCNRが⾼く、病変検出において重要な要素であるといえます。また、99mTcスキャンで 5.9%という驚異的なエネルギー分解能を実現し、177Lu(208keVピーク)撮像においては 5% 未満のエネルギー分解能を実現します。このように優れたエネルギー分解能は、2核種同時検査の可能性の幅を広げます。
StarGuideのCZTテクノロジーは、4.5mm(Central)というSPECT分解能を実現。病変のサイズ、形状、および位置を⾮常に正確に特定することが可能です。
SWIFT PLAN

スキャナと医療従事者、患者様の距離を身近に

Swift Plan Workflowは、日々の撮像をスムーズに行うソリューションです。インタラクティブなテーブルルーラーはポジショニングを容易にし、直感的なベッドサイド ディスプレイは撮像設定を素早く行えます。
また、オプティカル スカウトなどの新しい技術は自動で撮像対象の輪郭を読み取り、検出器の能力を最大限に発揮させます。Swift Planは使用する全ての人に優しいワークフロー向上ツールです。
SMARTCONSOLE

最新の再構成アルゴリズムでデータのやりとりをスムーズに

装置と医師、技師の連携をスムーズに行うため、SmartConsoleはSPECT/CTの画像再構成を自動化しました。
より複雑になったSPECT/CTハイブリッド イメージングと定量ワークフローを簡素化し、高品質な結果を提供できるようにする最新のネットワーク対応画像処理サブシステムです。
SmartConsoleには、CTの解剖学的骨情報をSPECT骨画像処理に統合するFAME処理が含まれており、StarGuide画像で使用すると病変検出能が向上し、診断の信頼性向上が期待されます。
 
※iPadは付属いたしません
Q.CLEAR

完全収束を目指した画像再構成

Q.Clear 再構成アルゴリズムは、 SPECT イメージングにおいて疾患の診断や病期分類だけでなく治療効果判定などの重要な要素をサポートします。
ノイズを制御しながら繰り返し演算を行う事で病変のサイズや体積をより正確に測定し、卓越した定量精度を提供することが可能になりました。
FEATURES

患者様に寄り添う豊富な機能

スケジュール管理

SPECT 撮像のみでPlanar 画像を後から作成可能です。これにより、追加撮像の確率を最小限に抑え、スケジュールのオーバーランを減らし、患者様の待ち時間を短縮できます。

撮像の快適さ

StarGuideのSwift Planは、撮像時間を短縮することで患者様が寝台にいる時間を最小限に抑え、検査をスムーズに行うことが可能です。

より高い感度

StarGuideの高いシステム感度は、薬剤の投与量と撮像時間の削減を可能にする核医学イメージングにおける重要な要素です。

再スキャンの削減

Optical ScoutやSwift Planといった機能はポジショニングやワークフローを最適化し、再検査のリスクを削減します。

素早い輪郭抽出

Optical Scoutによる輪郭抽出は、隣り合う検出器同士の接触を防ぎ、近接撮像を可能にします。

高分解能イメージ

StarGuideがもたらす高分解能イメージにより臨床医は明確な診断結果を得ることができ、患者様の治療方針の決定に役立ちます。

新たな検査の可能性

CZTの特長である高エネルギー分解能により、例えば99mTcと123I のような2核種同時収集といった新たな検査の可能性を広げます。

The resolution to see more, learn more


広いエネルギーレンジに対応

7.25mm厚のCZTクリスタルの独⾃の設計により、最⼤270keVのエネルギーを持つ幅広い核種のイメージングがコリメータ交換なしで⾏えます。
これにより臨床、研究双⽅のニーズに応えることが可能です。

フォーカスモード

独⽴したそれぞれのデジタルフォー検出器は内部でスウィープ(振り⼦運動)することにより特定の臓器に焦点をあてて撮像することが可能。対応する検査においてその⾼画質化や短時間収集が可能になります。

臓器の動態を解析

StarGuideのデジタル フォーカス検出器のリング型設計により、およそ1秒という⾼い時間分解能での動態SPECT 収集1が可能に。
⾼い時間分解能は、動態の解析およびイメージングにおいて重要な要素です。

最適な投与量を患者様毎に

高いエネルギー分解能と空間分解能を持つStarGuideは撮像時間の短縮だけでなく、放射性薬剤の投与量を再考することができます。例えば患者様ごとに最適な投与量を決定し、被ばくを最小限に抑えることも可能です。

デュアルチャネル コリメーション

StarGuide独⾃のデュアルチャネル コリメータは感度と分解能のバランスを取った設計となっています。⾼いSPECT 分解能により鮮明なイメージングが可能になり、解剖学的情報をより詳細に視覚化できるようになります。

Leverage our leadership to your patient’s advantage

GE ヘルスケアは、1999 年に世界初の SPECT/CT スキャナーを、2000 年に PET/CT スキャナーを上市して以来、分子イメージングの最前線を走り続けています。私たちは高度な独自の CZT 技術を継続的に開発しています。 また、医薬品診断 (PDx) 部門を通じて高度に専門化された医薬品を開発し、世界中の臨床および研究機関に供給する能力を持つ唯一の医療機器メーカーです。

Inform your decisions with measurable results

StarGuideは解析装置であるXelerisと組み合わせることによって、よりその臨床的価値を高めることが可能です。AI*を搭載したアプリケーションで臓器の区域分けをサポートする事により、簡便で再現性の高い核医学解析が実現します。

*AIは臓器のセグメンテーションに使われます。独自に学習するタイプではありません。

Q.Volumetrix AI*

CT吸収補正、散乱補正およびコリメータ・検出器間の応答関数補正を組み込んだ再構成からレビュー、そして定量解析までの流れを一連化しました。
さらに、臓器のセグメンテーションはAI*を用いており、より再現性の高い各臓器の自動セグメンテーション機能として進化しました。

Q.Lung AI*

AI*による肺の区域分け処理後、肺換気・肺血流SPECTの区域ごとのボリューム、アップテイクなどの肺機能定量評価が可能です。さらに、肺換気・肺血流SPECTの全ての処理、Fusionレビュー、解析を1つのソフトウェアで完結できます。

Q.Thera AI*

臓器ごとの経時的な被ばく線量を評価するための線量評価ツールを備えたソフトウェアです。
AI*によって自動的に行われる臓器セグメンテーションに加え、マニュアルで関心領域の線量評価が可能であるため治療効果判定、治療継続の判断に役立ちます。

Q.Liver

肝臓領域におけるセグメンテーションにより、肝臓の残存機能評価などが行えるほか、肝- 肺シャント率を算出することも可能です。

DISCLAIMERS
  1. Acquisition only. The acquired dynamic data is stored in a list file.
  2. Radiopharmaceuticals may not be approved by ministers of health in all regions.
  3. NM/CT 870 DR with MEGP collimator.
  4. As demonstrated in phantom testing using a model observer.
  5. Compared to NM/CT 870 DR and NM/CT 870 CZT, StarGuide’s planar sensitivity was measured for each of its 12 detectors and adapted from NEMA NU 1-2018. NM/CT 870 DR used LEHR/LEHRS collimators and NM/CT 870 CZT used the WEHR collimator for both planar and SPECT measurements.
  6. Average of 12 detectors.
  7. Compared to NM/CT 870 DR and NM/CT 870 CZT. StarGuide SPECT reconstruction with scatter used the system’s factory NEMA NU 1-2018 resolution protocol which uses the same method (BSREM with Clarity 3D) as its clinical bone protocol. NM/CT 870 DR and NM/CT 870 CZT SPECT reconstruction used Evolution for Bone (OSEM). NM/CT 870 DR used LEHR/LEHRS collimators and NM/CT 870 CZT used the WEHR collimator.
薬事情報

【StarGuide】
X線CT組み合わせ型SPECT装置
StarGuide(スターガイド)
医療機器認証番号 303ACBZX00032000
ジニ-(GENIE)
類型:スマートコンソール(Smart Console)シリーズ
医療機器認証番号 20700BZY00161000
【Xeleris】
ジニ-(GENIE)
類型ジニーエクセラリス(GENIE Xeleris)シリーズ
医療機器認証番号 20700BZY00161000

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