Dr.渡辺の誰でもできる心エコー <心エコー実践編>
GEヘルスケア超音波製品を用いて診療に役立つ情報を配信。
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Dr. 渡辺のある日の出来事 Q4
心尖部長軸像を描出し、連続波ドプラによって決流速度を測っている
画面です。
患者さんの大動脈弁狭窄(AS)の重症度は?
1. 正常
2. 軽度
3. 中等度
4. 重症
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答え
1. 正常値
この方の最高血流速度は99.1cm/secですから、
正常値ですね。
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Dr. 渡辺のある日の出来事 Q4
心尖部長軸像を描出し、連続波ドプラ法によって血流速度を測っている
画面です。
患者さんの大動脈弁狭窄(AS)の重症度は?
下記の患者さんのAS評価は
1.正常
2.軽度
3.中等度
4.重症
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答え
4.重症
この方の最高血流速度は、ほぼ400cm/secです。
重症と判断してよい症例です。
臨床的にはその他の指標と合わせた総合的な判断が必要です。
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Dr. 渡辺のある日の出来事 Q5
僧帽弁逆流は、まず心雑音を確認し、超音波検査を行います。 カラードプラ機能を使うと、左房内に「逆流ジェットシグナル」が 現れるので簡単に確認できます。 左の画像で、逆流ジェットシグナルが無い“正常例”はどれでしょう?
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答え
逆流のない正常例は“1”です。
僧帽弁は比較的大きいので、プローブを振って端から端まで
しっかり観察することが大切ですよ!
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Dr. 渡辺のある日の出来事 Q6
左室収縮脳の超音波診断のポイントは、傍胸骨長軸像・短軸像、
心尖部四腔像の基本断面で心臓全体をよく観察し、動きが良いか
悪いかをみることが基本です。
このプローブ位置から得られる断面はどれでしょう?
1.傍胸骨長軸像
2.傍胸骨短軸像
3.心尖部四腔像
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答え
1.傍胸骨長軸像です。
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Dr. 渡辺のある日の出来事 Q6
日常臨床で最重要ポイントのひとつである「心不全診断」。
心機能を心エコーで診断する基本は、傍胸骨⻑軸像・短軸像、
心尖部四腔像の基本断面で心臓全体を よく観察し、動きをみることです。
このプローブ位置から得られる 断面は、どれでしょう?
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答え
3.心尖部四腔像(4チャンバービュー)です。
慣れてきたら、拡張末期の径のサイズを計測し、
EFを出してみましょう!
Step 3 ハンドブック
講座内容を確認しましょう!
Webや映像以外でも確認できるように、心臓弁膜症を診断するためのGEヘルスケア超音波診断装置の活用法をハンドブックにまとめました。
アンケートにお答えいただいた方に進呈します。