選定の際に重要視したポイントは以下です。
- 高齢患者が多いので、1回息止め下の広範囲撮影 及び 撮影時間短縮が可能であること
- フォロー検査の患者や若年患者に対し、低被ばくかつ高画質な画像出力が可能であること
- 円背が強い患者にも楽な姿勢で検査でき患者の身体的負担軽減が可能であること
- CT検査自体にかかる時間を短縮できスループット向上が期待できる装置であること
- コストパフォーマンスとスペックのバランスが良いこと
Revolution ACTには、デジタル・チルト機能が搭載されており、ポジショニングが厳しい高度円背患者の頭部撮影時における負担(患者・術者 双方)を大幅に軽減できると思いました。頭部撮影時に水晶体への被ばくを軽減するODM(Organ Dose Modulation)機能、低被ばくと高画質を両立可能にするASiR(エイサー)搭載により、フォロー検査患者や若年患者の被ばく低減に貢献し、同時に医師が安心して撮影依頼できる診療環境も提供できると考えました。撮影部位を自動認識するSmart Planは、撮影範囲プラニングにかかる時間を短縮でき、操作性・スループット向上に繋がると感じました。
以上の様な要素により、Revolution ACTは当院にとっての『臨床のベストスキャナー』になり得ると判断し導入機種決定に至りました。